岡山で結婚相談所をしております、村木(@forlife_jpn)です。
前回の記事では、空気が読めないとどのような状況になるのかについて2点、記事にさせて頂きました。
今回は、婚活において空気を読めない状況とその対策を男女の活動方法目線で記事にさせて頂きます。
空気が読めない状況
たとえばお相手女性が、「○○という資格試験に合格するために500時間も勉強したんですよ。他のひとは300時間でも受かっていたんですが、私は不安なので人より多く勉強して合格できたんですよ。」といった内容の会話に、男性が「その試験で2倍近くもわざわざ勉強されたんですねぇ」と言うとお相手は気を悪くしてしまいました。
言い回しの選択が良くない
不安を解消するために人よりも沢山勉強したという内容の会話に対して、「わざわざ」などという言葉は余分です。上から目線にも聞こえますし、余計なことをしたとも取られます。頑張られたと言うことが伝えたいのに、「わざわざ」をわざわざ使うのがよくありません。婚活において「わざわざ」を使うのは相手の行為に対して感謝をするとき以外には使うことはないでしょう。
また、「その試験で」と言うのも、あたかも楽勝のように受け止めているようなことばとなります。ご自身が話しの分野にたいして詳しい場合でも、お相手は【大変だったのを乗り越えて合格した】、と言うことを伝えようとしているときに自分からすればたいしたことないと言われたような気持ちになってしまいます。
お相手の言葉のトーンから感じ取れない
今回のお相手女性の会話の中では「500時間も」と言うときと「不安」、「合格」のこの三つのフレーズの際に会話で声の高さ、大きさに上下が合ったはずです。棒読みではさすがに無いと思います。
個人差はありますが、「500時間も」で声が大きくなり強調され、「不安」で声が低く小さくなり、「合格」で声が高く大きくなったかと考えられます。このあたりをサラッと流してしまうとお相手の気持ちを無視した返しとなってしまうのです。繊細になりすぎる必要はありませんが、大変だったのを乗り越えたと言うことを声のトーンから掴んでいく必要があります。
行動を変えられない
だれにでも失礼な言葉をいってしまったり、無神経な質問をしてしまったりと言ったことがあるかと思います。大切なのは間違ってしまった後の対応です。今回の例ではウッカリと発言してしまって、相手を不愉快にさせたなら、言い直したり、謝ったりをすぐする必要がありますが、空気が読めずにいるとそのまま失礼な発言を続けたり、しつこく聞いたりと言ったことをしてしまいます。
まとめ
お見合いや婚活のデートにおいては、過去の恋愛経験、出産、などはデリカシーの質問となってしまいます。まずはこのことを念頭に活動をしていき徐々に会話は深くしていけばいいのです。
それが苦手な空気が読めない方はまずはデリカシーのない会話を把握し、その会話を避けていかなければいけません。お見合いは沢山成立するけど交際が3回目のデートに繋がらないなんて方は、交際が終了するごとに、今回もご縁がなかったと思うのではなく、ご自身の会話や振る舞いを一つずつ振り返る必要があります。
また、女性は婚活市場には不器用な男性が多くいるのも現実なのでそのあたりを理解し、悪気があったのか、空気が読めないだけなのかを見てあげる必要があります。私の気持ちを悟って欲しいは、空気が読めるモテ男性しかおらずその方に会えるまで婚活を続けていくのはメンタル的にも大変なのです。