岡山で結婚相談所をしております、村木(@forlife_jpn)です。
前回の記事が長くなりすぎたので二つに分けました。今回はその続きです。
実は理にかなっている結婚前の同棲
ひと昔前は同棲なんていうと、お忍び、ませてるなんて戦後世代のご両親に言われてた時代もありました。しかし現代では、離婚率も上昇し共働き世帯も増えて男女ともに生活力を身につけています。そんな、離婚後の不安が少ない状況下で二人が果たして結婚して上手くいくのかなんて考えて見るよりいっそのことプロポーズを受けたら期限を決めて同棲を始めて見るなんてのも私は有りなのではないかと考えております。
もちろん結婚相談所の婚活で同棲を見当される場合は、きちんとお互いの意識をすり合わせた上で、相談所間の歩み寄りが必要となってきます。
この同棲を進める理由としては以下のようになります。
結婚生活の予行演習となる
- 金銭感覚をみる
実際のところ結婚相談所以外で成婚された場合はお相手の収入を正確に把握しているカップルは多くありません。その場合は基本的に、家計にお互い○○円入れてあとはお互い様と言ったやりくりとなりますが、ここであまりにも家計への負担が多い、少ない、もしくはお互い一緒に家計を切り盛りしたいと言った要望を伝えることで結婚後のトラブルを減らすことができます。 - 二人の時間の過ごし方を疑似体験できる
二人のでの時間の過ごし方は一緒に過ごしてみないとわからないです。言葉では「ずっと一緒にいようね」と言っても、その一緒はべったりなのか、空間が一緒なのか、はたまた籍だけが一緒なのか・・・・
ここで、同棲で二人で過ごすので何故疑似体験!?と感じる方もおられると思いますが、最初は二人は一緒にやっていこうという強い意志の元同棲を始めるのですが、徐々にその気持ちは弱くなっていきます。だれるという言い方が正しいのかもしれません。しかし、結婚というのは何年という次元ではなく何十年という次元で考えなくてはならないので、恋愛感情が強いときの同棲は家族としての同棲とはまた違ったものとなるからです。
では同棲のデメリットは?
結論から言うと必ず1年以内を目安に期限を決めることが大切です。同棲には男性にとってはもうこのまま現状でいいのではないかと思わせてしまうものがあります。同棲を解消するというのは女性にとっても別れにつながるので非常に勇気がいる行為ではありますが、ずるずると何年も同棲したまま破局という最悪の事態を避けるためにも婚活では期限内に結論をお互いに出すようにし延長はなしで同棲を解消し別れるか交際を継続するか選択する勇気が必要です。
破談はいつも隣り合わせ
婚活中の真剣交際ではしっかりと結婚後の話をしていく必要があります。結婚のイメージがわかない、未知の世界と考えて話をすることを先送りにしていては、実際に結婚に向けて動き始めたときに「大どんでん返し」に会うかもしれません。お互いのご両親との顔合わせもそうです。プロポーズを受けた後でご両親に初対面で会うよりは、真剣に交際している段階でご報告程度でも一度お会いしておくべきです。当相談所では結婚でのイメージがわかない方へ向けて話すべき内容をリスト化することで破談になる確率を減らしておりますし何を話せばいいか明確にわかるようにしております。