真剣交際は真剣に結婚生活の話を詰めておかないと破談になる。其の壱

岡山で結婚相談所をしております、村木(@forlife_jpn)です。

どんなにお相手が好きでも、どんなに相性が良くても、どんなにこの人しかいなくてもたった一つ、折合いが付かないことから結婚が破談になるということは珍しい話ではありません。恋愛結婚に離婚が多い理由も、すきが先行してしまい肝心の結婚後の生活イメージをすり合わせできていなかったことが原因というパターンが非常に多いのです。

今回は、破談になるパターンの代表的なものをいくつかピックアップしてお話いたします。

結婚式の話もある程度は詰めておかないともめる原因に・・・

初婚同士のお二人であれば結婚後の話というのはイメージ上での話しかできません。住む場所、職場からの距離、お互いの給料を家計にどのくらい入れるのかそれとも同一口座でやっていくのかなど、考えることは山ほどあります。

二人でいる時間が楽しい、一緒にいる今こそが楽しいからといってこの話をしていなくて婚活を進めていると恋愛結婚と同じく結婚して早い段階での離婚や、結婚前の破談につながりやすくなってしまいます。

金銭感覚がずれていたら?

貯金をして将来に備えることはとても大切です。子供ができれば子育てに伴う出費は年々増加し、いったいどのくらいかかるのか想像もしたくなくなります。実際私もそうです。ではそのまま何も考えなくてもいいかというとそうもいきません。

では、ここで

  • 一緒に考えてくれる人がいいのか
  • 私に任せてくれる人がいいのか

こういったところから考えていく必要があります。もちろん、相談に乗ってもらえないとすべて抱え込むとしんどくなってしまいます。
また、貯金を大切に考える人もいれば、ゼロ金利政策の真っただ中の現代においては、投資で運用してこそ将来への備えと考える方も多いです。このあたりの給料から貯金、資産運用への考え方をすり合わせなければ、毎月給料のたびにしんどくなります。最も金銭的にうまく行かないパターンとしてはキッチリ節約して貯めたい人と、収入は使い切りたい人との結婚になります。

実は意外に周囲から崩壊する

結婚というものは、今までのお相手の生活そのものを受け入れるという部分もあります。その代表的な一つが、血縁関係と交友関係です。

ご両親との関係は近からず遠からずが最良

ご両親と仲が悪いお相手にいい印象を持つことができるでしょうか?目の前のお相手に集中できて、その人となりを見ることができる方には関係ありませんが、まだ、知合って日も浅く信頼関係もこれから築いていくという段階で仲が悪い部分を目の当たりにしてこの人とやっていくんだと、より意志を固めれるという方は少数派です。

逆に仲が良くてなんでもご両親に相談していて初対面なのに自分とのことが筒抜けだと、今後も同じようになにもかも筒抜けになるのではと不安になってしまうものです。

ご友人からの口出し

結婚ということで大きくライフスタイルが変わるので不安はなくならず、常に周りに相談しながらことを進めていくという方も多いです。これ自体が悪いこととはならないのですが、相談するお相手によっては決断を壊す方向に持っていく人も・・・結婚は、決断です。決めて進めるしかないので、決めて進めているときに取り崩すアドバイスをしてくる人は要注意かもしれません。

結局は2人の距離感

仮面夫婦なんて言いますが、いてもいなくてもいいような空気のような存在。なんてことを熟年夫婦からよく聞く婚活者も多いかと存じます。結婚生活が続くには二人の距離感はとても大切です。いてもいなくてもいいなんて、実は照れ隠しの裏側でいないと困るけどあんまり構って来られても困るからちょうどいい距離間ということを、人に伝えやすい言葉に置き換えて話す日本人ならではの表現だったりします。それを鵜呑みにして、結婚って本当に大変、なんて考えて実際に体験する前に放棄していては永遠に「結婚」という亡霊に取りつかれますよ。

自分の時間や趣味を大切にしたい

ずっと、一緒の時間を過ごしていたい。一緒の時間は意識的に作るもので、基本的にはお互いの時間を大切にしたい。子供ができたら二人で一緒に育てたい。子育ては任せて仕事に集中して欲しい。

家庭によって二人の時間の過ごし方は無限通りのパターンが有り、そこに子供が加わるとさらに広がりを見せます。朝は別々に起きて仕事に行って、夕食は別々に食べて、リラックスタイムはお互いに思い思いの時間を過ごしてそのまま別々の部屋に寝る。なんてが良いという極端なパターンもあれば、一緒に過ごす時間を以下にして捻出するかを工夫すると言うのも共働き世帯の多い令和の家庭ならではでないかと思います。

2人で映画を見たり旅行に行ったりが大切

実際のところ二人の距離感がピタリと一致することはまれですが、それでもずれが少ないに越したことはありません。結婚生活となると初婚の方が大半なのでイメージが沸きにくいとおっしゃられますが、まずは二人の時間を意識して作ることから初めて見ることをお勧め致します。毎日、生活の中でのみ顔を合わせていると大切な人という感覚が少しずつ麻痺して言ってしまいます。二人の時間を作ろうとすることで、どんな過ごし方をするかと言った話題がうまれそのコミュニケーションによって夫婦としての関係を築いていけます。

少し長くなってしまったので・・・

また、この続きを明日の記事にて掲載させて頂こうと思います。

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