岡山で結婚相談所をしております、村木(@forlife_jpn)です。
婚活は結婚をする活動なので年収はとても大切な要素です。これからどのようにお金がかかってくるかが見えてこない中、ファイナンシャル・プランナーなどの専門家からのアドバイスは大変参考になりますが、生活のステージが出産、子供の成長、雇用状況が複雑に絡む家庭生活の中では、計画通りに行かずその都度、アドバイザーに相談していては相談料も大きな出費となってきます。
年収が多くなれば、金銭面での悩みは減るのですが、ワークライフバランスも大切な令和の婚活において、女性の希望される年収が年代とともにどのような違いがあるか、会員構成比のパーセント円グラフで比較してみたいと思います。
※今回の考察では会員様以外も閲覧可能なため人数での記載は控えております。
※400万未満可はこだわらないを含めております。
女性が希望する男性の年収構成は?
婚活をするうえで、目を決して背けてはならない項目である年収。イケメンだから一緒に生活できる。一緒にいて楽しいから一緒に生活できるというわけではありません。
女性は自分の希望している年収が全体の中でどのくらいのところを希望しているのか、また、男性は自身がどの年収に当てはまりそれを希望している女性の割合はどれくらいであるのか、このグラフをもとに婚活にお役立てください。
20代
表1.20代女性の希望する年収の割合
20代女性の希望する年収割合は他の円グラフと比べ400万以上が他の年代より多くなっております。また、53%は400万未満が可となっており、フィーリングを重視する傾向と、現実的に希望する年代がアラサー男性ということもあり、現実的なゾーンに最も多く分布しており、約80%の女性が年収500万未満の男性でも結婚を考えられております。
30代
表2.30代女性の希望する年収の割合
30代女性になりますと、希望する男性の年齢層が30代中盤から40代も視野に入ってくるため、他の年代と比べ、希望する年収は500万未満の部分が少なくなり、500万以上の割合が高くなってきます。実際に、自身の生活をもとに現実に家庭を持つと必要になる年収という部分も意識されてのことだと考えられます。
40代
表3.40代女性の希望する年収の割合
40代女性になりますと、一気に400万未満可の割合が多くなり、57%となっております。また、400万以上の割合も最も少なくなっております。より人物重視の方と、現実的な年収の部分とが二極化してきた結果と考えられますが、同世代の男性の年収が最も高くなる40~50代前半が視野に入っておられるためと考えられます。また、女性の社会進出によりキャリアウーマンとなり男性の年収に対する考え方にも変化があったとも推測できます。
まとめ
地方も都市部も含めたビッグデータの集計値になります。




傾向といたしましては、やはり出産を強く意識される30代女性は実際の生活水準をベースにした希望年収を出されております。共働きの場合、産休中に確実に収入がダウンいたしますので、そこをいかに乗り切るかというのも大変大事になってきます。
また冒頭にも述べさせていただいておりますが、400万未満可というのは、こだわらないということを含めております。このグラフが示すように年収のみにこだわらず、活動されている方がたくさんおられます。大切なのは総合的なその人の「人となり」を判断してもらえるということになります。
このことから、男性は積極的に申し込み続ければ必ずこういった女性に出会えるということです。
以前、「CMに学ぶ。令和の婚活、男性も女性も料理をしよう。」にて、記事にさせていただきましたが、令和においては圧倒的に共働き世帯が多いです。結婚を男性の年収のみで考え視野を狭めるのではなく、結婚後、共働きとして稼ぐのかで年収の条件範囲を広くとることができます。
世帯年収で考えることができるのであれば、地域にもよりますが、夫婦合わせてで600万以上であれば充実した生活がおくれると考えております。あとは将来的に欲しい子供の人数も一緒に考えていきましょう。