岡山で結婚相談所をしております、村木(@forlife_jpn)です。
婚活や恋活中にお相手にされた質問で、つい隠したくなりウソをついたことはありませんか?
その嘘を貫くためにはさらに多くのウソをつき、いつかは破綻してしまうことがあります。
「嘘も方便」といいますが、ウソにまつわることわざはたくさんあります。
- 嘘も方便
- 嘘つきは泥棒の始まり
- 嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる
- 仲人の空言(汗)
- 二枚舌
などなどあげればキリがないくらいあります。婚活にまつわるウソとはどんなものか?考察していきます。
1.痛くないウソ
お相手に知ってほしくない過去は誰にでもあります。婚活を始められる方で信じていたお相手との婚約が解消になったという話は多いです。そのまま相手に伝えてる人はどのくらいでしょうか?「相手が誠実な方だからときちんと自分の過去も伝えたい。」という気持ちを持っていても伝えられた相手が傷ついてしまうことがあります。
特に男性は繊細で傷つきやすく自尊心を大切にしたいものです。
過去に婚約していたお相手がいたからと言ってそれが破談になり、まだ、吹っ切れていなくて吹っ切るために婚活をしています。なんて、言われてもお相手はモヤモヤですね。突っ込まれて聞かれたなら
「過去に交際していた異性はいましたが、うまく行きませんでした」と事実部分の必要なところを伝え、感情など余分なことは伝えないようにしましょう。
2.信用を失うウソ
こういう方がおられました。
調理の専門学校を卒業し調理師の免許を持っている方で職業は飲食店の厨房で私生活でも、自炊をしているので料理に関しては超が付くほど得意。そんな料理が得意な人はお相手に毎日の料理を写真で送っていました。お相手もあまりのクオリティの高さに感心しておりました。ある日までは・・・
そのある日、送られてきた料理を作ってみようと料理のレシピを調べていたらなんと全く同じ写真がネットに掲載されていたのです。気になりほかの料理を検索すると別のサイトに掲載されていたり・・・作っていたのではなく、写真を多少加工して送ってきていたのです。
この二人はそのまま交際終了となりました。
調理師で、料理の仕事、自炊もしている写真もある。ここまで来てウソがわかると信用を失い言っていることが本当なのかウソなのかが、わからなくなってしまいますね。
3.墓場まで持っていくウソ
バツイチでお子様がいらっしゃる場合、お子様に面会しないことを条件に養育費を払わなくていいということになってしまった。という方はたくさんおられます。どんな過去があったのか、真実が知りたいでしょうが、未来を向いてやり直していくうえで自身がキッチリと過去の反省点を治療し前を向いて歩きだした以上は伝えたくない過去のことを伝える必要はありませんし、聞いた相手もびっくりするような過去のことは二度と繰り返す可能性がないならば伝えるべきではありません。もちろん、治療が終わっていない、また、繰り返しそうな気がしている。そんな方は婚活の前にやるべきことがあります。ご相談ください。
最近話題の有名お笑い芸人が複数不倫をするために奥様についた嘘の数は一体どれくらいの数だったのでしょうか。この方が一般人であれば、治療して再スタートを切った際にこの過去は墓場まで持っていくことになるでしょう。
4.まとめ
ウソにはまだまだたくさん種類があります。目的を達成するためのウソもあれば、人を陥れるためのウソもあります。
そんなたくさんの種類のウソを使う人間は生物であり防衛本能が備わっています。生きていくうえで必要に迫られてウソをついてしまうのは仕方のないことです。ただ、そのウソが背負う言葉の重さはそれぞれです。墓場までもっていかなければならない1つのウソにはさらにそれを補う20のウソが必要になるのです。
ひとつの嘘をつく者は、自分がどんな重荷を背負い込むのかについて滅多に気づかない。
つまり、ひとつの嘘を通すために別の嘘を20発明せねばならない。
「断片」よりジョナサン・スウィフト
婚活はコミュニケーションの連続です。人間関係が変化し続ける場です。誠実な人は真実だけ言うべきなのかというと、そうではないです。人を思いやる心で信頼関係を作っていきましょう。信用を失うウソだけは誰も得しません。