岡山で結婚相談所をしております、村木(@life__for__life)です。
学生さんたちは卒業シーズンを迎え、4月からは令和初の新年度に入学をしていきますね。
平成の前半と後半ではすっかり時代もかわり、共働きの夫婦が多くなりました。
それに伴い、平成の終わり頃からはすっかりと男性への家事、育児も当たり前のように言われるような時代へと移りました。
共働き等世帯数の推移
出典:「男女共同参画白書(概要版) 平成30年版 第3章 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」
(男女共同参画局)より
「I-3-4図 共働き等世帯数の推移」を一部加工して掲載
私が生まれ育った昭和終盤から平成中盤まではまだ、共働き家庭数は今よりも30%も少なく、「共働き」と「男性雇用者と無業の妻」の世帯割合で言えば35年間前と現在では大きく逆転しており、今では「共働き」世帯の方が倍の世帯数となっています。
ふと目にとまったCMを見ていてもとっつきやすい家事を男性はやりがちで、日頃していないとできない料理については避ける傾向があります。かくいう私も料理自体はひとり親になる前はほとんどしたことがありませんでした。必要に迫られて身につけたものですが、今ではもっと早くやっておけば良かったと思うほど、楽しい家事でもあります。
そのCMは令和時代の家族のあり方を魅せてくれていますので、下に貼付けておきます。
決してハウス食品と関係があるわけではありませんが、婚活者、妻帯者にとっては純粋に何かを感じ取れる内容となっていませんか?家事のすべてが夫婦で協力し合えれば、共働きの負担も軽くなり、婚活におけるお相手選びの基準が変わってきます。具体的に言うと、料理が得意な女性でなくてもいいし、共働きで収入を倍にできると考えれば、年収の高い男性でなくてもいい。選択肢の多さは成婚につながります。
選択肢を増やせる婚活者になれるように具体的な手順と考え方を記事にしましたので、是非ご参考にして下さい。
1.婚活者の料理の始め方。
婚活も料理もとにかく何でもいいので始めてみましょう
目指すべき王道はカレー作り。料理の基本はカレーにあります。剥く、切る、炒める、煮込む、溶かす、と料理の基本が詰まっております。その道のりと次への方向性を考えました。これは一つずつやれるペースでやればいいのです。毎週末を使って一つずつステップアップしましょう。
- まずは炊飯器を使うところから。(レンチンご飯はダメ)おかずは惣菜を買ってくる。
- 次は包丁とドレッシングを用意し、サラダ作り。
- サラダが副菜として定着したら、サラダパスタに挑戦。サラダにちょっとしたドレッシングをかけて、ササミトッピングで。
- どんぶり料理に挑戦。お勧めは、アボカドと刺身の海鮮丼をわさび醤油で。もはや、自炊の王道カレーも作れます。
- カレーを作ったら、リメイク料理に挑戦。カレーうどん、カレーピラフ、カレードリア。
ここまでくれば、あなたの得意レシピは7個を越えます。週の半分料理しても一ヶ月に2回食べる頻度の少なめレシピとなります。自信を持って配偶者に提供できます。これらは前日からも仕込めたり、買って帰ってすぐ作れたりの時短料理ばかりです。手分けできる家事に料理が加わりましたね。
2.春はピクニックデートでお弁当交換もお勧め。
毎日、暖かくなってきましたね。今年は、社会問題上お花見は自粛ムードですが、ピクニックやスポット的に植えてある桜の花見もお勧めですよ。まだ、虫も少なく、ちょっとした景色のいいポイントもおすすめです。
そこで、特に男性から提案して欲しいのですが、お弁当交換のピクニックデートをしましょう。これは男性も家事に積極的というアピールにもなりますし、女性も料理が得意とアピールできますしお互いのポイントを高め合えます。決して手抜きせず一生懸命作りましょう。といっても、普通でいいのです。そしてランチはお互いのお弁当を交換して食べれば信頼関係もぐっと深まりますよ。
どちらかが、二人分のお弁当を作るのは大変ですよね。
余談ですが、私の妻は当時、5人分のお弁当を作ってきてくれました。感謝(>人<)。
3.幸せは食卓から。家族作りはキッチンから。
成婚後のお話にもなりますが重要です。
上に貼付けていた動画にもありますが、家族は食卓を共にする、食事を一緒にすると言うのが大変大事です。食事は毎日の幸せなイベントです。デートも食事を織り交ぜるのと食事なしとでは親近感のわきかたも全く違います。家族になる前のデート時からお相手との食事を大切にし、家族になった後も毎日のことだからと油断せず、可能な限り夫婦、家族での食事を心がけましょう。
家事の分担と言われていますが、分担をしていると考えていてはいけません。家族を築いていくための役割を決めていると考えて下さい。そして一緒にできる家事は一緒にすると言うのもいいですし、任せて欲しいところはそう伝えればいいのです。任せて欲しいと思っていたのに手伝って欲しいときはそう伝えればいいのです。キッチンをみんなで囲んで家族を作り、食卓を囲んで、家族を幸せにしていきましょう。
4.まとめ。
婚活を真剣にすると、ステータスや見た目に目が行きがちになります。今回の記事でも書きましたが、ステータスの高い人と結婚するのが本当の幸せとは限りません。そして、幸せというのはあなた自身がお相手と協力して作っていくものなのです。
間取りにLDKと言う言葉がありますが、リビング(居間)、ダイニングキッチン(食べるところと台所)は現代ではワンセットです。共働きをしているとついつい結婚後の生活をおろそかにしてしまう、なんてことにならないよう「幸せは食卓から、家族作りはキッチンから」を忘れず、あなたの空間を作っていって下さい。