岡山で結婚相談所をしております、村木(@forlife_jpn)です。
結婚すると決めて婚活を初めても、ふと、そもそも何で婚活してるんだったか分からなくなることがありますが、結婚による考え方は人それぞれ。周りが結婚して焦りだしてした婚活は成婚まで結びつけばいいですが、ふと熱が冷めたときに本当にしたいのは結婚だったのかと考え出します。
一昔前まで、結婚してこそ周りに認められていた時代がありましたね。私より一回り上のくらいのかたまではそうした風潮があったと記憶しています。現代では、個々の人生の充実こそが大事でその人生の充実を満たすため一つの要素として結婚という考えも浸透してきております。
多様化に進みさらに多様化が枝分かれしていっている令和の婚活について、なぜ結婚したいかと考えることがあなたに最高のパートナーと出会える機会をもたらすかもしれません。
１．結婚生活においても長所と短所は表裏一体。
高収入の人がいい。きれいな人がいい。見た目がいい。
自分がときめきやすいお相手と一緒になることに一生懸命になってしまうのは当然のことです。
ただ、お互いが別々の空間で生活をしていると見えてこない要素が見えてくるのが結婚生活。
高収入の人がいいなら忙しくて家族の時間を作れないことは覚悟しなければならないし、きれいな人がいいなら周りからもチヤホヤされる嫉妬心から耐えたり、
美容に使う時間やお金を理解していかなければなりません。
お人柄重視です。と、人当たりが優しい人がいいという基準で探された方も交際時はこの人とならと思って一緒になることを意識しだした頃に優柔不断なところが目についたりと。
短所ほど目がつきやすく、長所は意識していかないと見えてきません。短所が気になり別の方と交際してもまた短所が気になるというループに陥ります。
２．自分が結婚したら何が幸せなのかを考えずに婚活すると沼にはまる。
結婚したら幸せということはありません。しかし、人生が充実することは間違いありません。配偶者のいる生活は共に年月を重ね、過去を振り替えるときも思い出話となります。
子供ができたなら、成長過程は生き甲斐、働き甲斐となりあなたの生活力を築くモチベーションとなります。
結婚によってあなたの人生は充実する、婚活は人生の充実に向けて進むべき方向となると思うなら、行動する価値があります。
ここが曖昧で周囲が結婚していく時期に、取り残されたかのような心境で活動を始めると、婚活熱が冷めたときになぜ結婚したいのだろうと沼にはまります。
この沼は、婚活を先送りにしあなたの婚活を遅らさせる結果となるので、婚活をしようと考えたなら人生の充実についても考えてみましょう。
３．結婚して求める自己実現について考える。
あなたがしたい結婚は、人に自慢できる生活を手に入れることでしょうか？共働きながら、家事を分担したり一緒にしたり生活感あふれる毎日でしょうか？
自己実現についてマズローという心理学者がおられます。
マズローはアメリカ合衆国の心理学者で、1908年4月1日に生まれ人間心理学の生みの親と言われている方です。
この図は下の階層の欲求が満たされるとその上の階層の欲求を満たしたくなるというマズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定しており、人間の欲求を5段階に理論化した図で一番上には自己実現が来ております。
その下の階層である承認欲求を婚活で満たそうとすると、人にうらやましがられたい婚活になってしまい、いざ一緒に住むとなんか違うなと言う感覚と苦しむことになるでしょう。婚活はこの頂上である「自己実現」を目指しするべきなのです。あたなは結婚してどうしたいのか。現代の婚活においては一人でも暮らしていける、一人の方が気楽といったわざわざ結婚しなくてもいいという理由は探せばいくらでもでてきます。
前回に引き続き余談ですが、私の婚活はもう一度夫婦二人で家族を築いていきたいと考え婚活しておりました。
４．まとめ。
ここまでお話しすると自分の人生は結婚するべきかと、頭の片隅に抱えながら婚活してしまうことにもなってしまいますが、最後に結婚に必要なのは勢いです。
婚活前、婚活中にもう十分にあなたは思い悩んだはずです。
この人と一緒になると決めたから結婚するというのも、あなたの人生にとっては悪いものではありませんよ。
毎日顔を合わせていたら、お相手がいるというありがたみがかすんでしまいます。1日、2日の出張では気も楽になるなんて言ったりするものですが、出張も2週間も続けば寂しくなり配偶者に電話してみたりするものです。それも一つの夫婦の形なのかもしれません。
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